経営学史学会年報
経営学史学会編
文眞堂発行

第十四輯 『経営学の現在 −ガバナンス論、組織論・戦略論−』

2007年5月18日発行 A5版282頁
ISBN4-8309-4588-5 本体3,200円

【主要目次】

 

T 経営学の現在
1 「経営学の現在」を問う
    -コーポレート・ガバナンス論と管理論・組織論-
― 勝部 伸夫
2 株式会社を問う -「団体」の概念- ― 中條 秀治
3 日本の経営システムとコーポレート・ガバナンス
    −その課題、方向、および条件の検討−
― 菊池 敏夫
4 ストックホルダー・ガバナンス 対 ステイクホルダー・ガバナンス
   -状況依存的ステイクホルダー・ガバナンスへの収束-
― 菊澤 研宗
5 経営学の現在 -自己組織・情報世界を問う- ― 三戸 公
6 経営学史の研究方法 -「人間協働の科学」の形成を中心として- ― 吉原 正彦
7 アメリカの経営戦略論と日本企業の実証研究
    -リソース・ベースト・ビューを巡る相互作用-
― 沼上 幹
8 経営戦略研究の新たな視座
 -沼上報告「アメリカの経営戦略論(RBV)と日本企業の実証的研究」をめぐって-
― 庭本 佳和
   
U 論攷
9 スイッチングによる二重性の克服
   -品質モデルをてがかりにして-
― 渡辺 伊津子
10 組織認識論と資源依存モデルの関係
    -環境概念、組織観を手掛かりとして-
― 佐々木 秀徳
11 組織学習論における統合の可能性
    -マーチ&オルセンの組織学習サイクルを中心に-
― 伊藤 なつこ
12 戦略論研究の展開と課題
    -現代戦略論研究への学説史的考察から-
― 宇田川 元一
13 コーポレート・レピュテーションによる持続的競争優位
    -資源ベースの経営戦略の観点から-
― 加賀田 和弘
14 人間操縦と管理論 ― 山下 剛
15 リーダーシップ研究の視点
    -リーダー主体からフォロワー主体へ-
― 薄羽 哲哉
16 チャールズ・バベッジの経営思想 ― 村田 和博
17 非営利事業体ガバナンスの意義と課題について
    -ワーカーズ・コレクティブ調査を踏まえて-
― 松本 典子
18 EUと日本におけるコーポレート・ガバナンス・コデックスの比較 ― ラルフ・ビーブンロット
   
V 文献
W 資料


HOME