経営学史学会賞規定

2006年5月19日制定
2007年5月19日改正
2008年5月17日改正
2016年5月21日改正


●目的

 経営学史学会は経営学史研究の発展と会員の研究向上を促進すべく、毎年度定められた期間中に公刊された会員の研究業績のなかから当学会の趣旨に適いかつ特に優秀と認定された研究業績を経営学史学会賞として顕彰する。

●賞の種類

(1)賞の種類は著書部門(副賞5万円)と著書部門奨励賞(副賞3万円)、論文部門奨励賞(副賞1万円)とする。

(2)受賞する著書・論文の数は各1点を原則とするが、複数を妨げない。

●対象の限定

(1)選考対象となる著書・論文は当学会の会員によるものに限定する。

(2)著書・論文が共著(2名)の場合、著者の1名は会員でなければならない。

(3)著書・論文が共著(3名以上)の場合、著者の2名以上が会員でなければならない。

(4)著書が編著である場合は、上記(2)または(3)に準ずる。

(5)著書部門奨励賞と論文部門奨励賞の著者(共著者を含む)は刊行時満45歳以下の年齢とする。

(6)著書が論文集の場合、収録論文は「論文」として扱うことができる。

(7)選考対象となる著書・論文は日本語または英語によるものに限定する。

(8)選考対象作は毎年1月1日から12月31日までの1年間に出版された著書および論文とする。

(9)論文部門奨励賞に関しては、推薦のあるなしにかかわらず、当該年度の経営学史学会年報の自由論題論文を自動的に選考対象とする。

●推薦方法

(1)選考対象作の推薦は会員の自薦および他薦による。

(2)選考対象作の推薦は推薦者1名につき著書部門1 点および論文部門1 点の計2点を限度とする。

(3)推薦は所定の書式に記入のうえ推薦期間内に学会事務局に提出するものとする。

●審査

(1)理事会が承認した「経営学史学会賞審査委員会」(以下「審査委員会」)が審査する。

(2)審査委員会は学会賞審査に相応しい会員3名から構成される。審査委員の選考は運営委員会の推薦を受けて理事会が決定する。ただし委員には運営委員会から1名を加えるものとする。委員長は互選とする。

(3)委員を委嘱された後に委員の著書・論文が選考対象作となった場合は新たに委嘱された委員と交代する。

(4)委員の任期は原則として1年とする。

(5)審査は非公開とし審査結果は理事会で承認されたうえ決定される。

●発表と顕彰

(1) 理事会が承認した審査委員会報告にもとづき、会員総会において審査委員長が発表する。著書部門・論文部門とも受賞作がない場合は理事長がその旨報告する。

(2)発表は原則として受賞作のみとする。

(3)顕彰は会員総会において理事長が賞状と副賞を授与し表彰する。

付則

受賞者が複数の場合には、副賞は按分する。



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